銘柄名:純米吟醸 大洗海上花火大会/月の井酒造店
内容量:750 mL
アルコール度数:16度
精米歩合:65%
発売形態:大洗町の海上花火大会記念の特別仕様ラベル(限定品)
限定本数:720 mLで400本限定という情報もあり
価格例:1,870円(税込)

開封・外観・香り
グラスに注ぐと、淡い黄金(黄色がかった)色味が感じられ、透明感も高い印象。
光を通すときれいにきらめきます。
香りは、華やかすぎず柔らかい印象。
「お米らしさ」の香りが、上品に立ち上ってきます。
麹香(こうじこう)の香りや、ほんのりとした熟成感あるコクの予感を感じさせつつ、派手な果実香というよりは穏やかな甘さや透明感を伴った香りの広がりを感じました。
第一印象として、「華やかさで飛ばす」タイプではなく、落ち着いたなかにもしっかりとした酒質を感じさせる香りという印象。
味わい・飲み進めて
口に含むとまず感じられるのは、しっとりとした甘み(米の旨み)と厚み。
決して重たすぎるわけではなく、程よく広がるボリューム感があります。
米の旨みを主体に感じさせつつ、その後口は比較的スッと切れる(キレがある)感覚もあり、飲み飽きない設計になっているように思います。
フルーティーさを前面に出すというよりは、蔵元の個性である「麹の香り」「お米の芯」の部分をしっかり前に出した味わいで、飲んでいて頼もしさを感じられました。
甘さと旨みのバランス、そしてキレとの調和が見事に取れているという印象です。
中盤以降、温度が少し上がると旨味の厚みがより前に出てきて、まろやかさや密度感が増してくるのも面白かったです。
総評・ペアリング・シーン
この「月の井・純米吟醸 大洗海上花火大会」は、記念ラベル・限定仕様という特別感もありながら、味わいとしても十分に楽しめる構成だと思います。
華美すぎず、でもしっかり主張する。
そのバランスがよい。
個人的には、和食、特に魚介の塩味系料理や焼き物、煮物などと合わせたいな、という気がしました。
淡色の魚やホタテ、白身の焼き物などと一緒に、じっくり味を楽しみたいです。
また、花火大会のような夏の夜のイベントに合わせて飲むのも雰囲気が出ていいと思います。
限定感・ラベルのデザインにもストーリー性があるので、贈り物や記念品としても映えそうです。

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