
「酒は百薬の長」とは?
「酒は百薬の長」という言葉は、お酒好きなら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
この言葉は、中国の歴史書『漢書』に由来するとされ、「お酒は多くの薬の中でも優れた働きをする」という意味で使われてきました。
昔は衛生環境や医療が現在ほど発達しておらず、適量のお酒が体を温めたり、食欲を増進させたりすることから、このような考え方が広まったと言われています。

現代医学ではどう考えられている?
現在では、多くの研究が行われ、お酒と健康の関係について新しいことが分かってきました。
適量の飲酒でリラックスしたり、人とのコミュニケーションを楽しめたりするメリットはあります。しかし一方で、飲み過ぎは高血圧や肝臓病、がんなど、さまざまな病気のリスクを高めることも明らかになっています。
近年では、「お酒は少ないほど健康リスクは低い」とする研究結果も多く報告されています。
つまり、「酒は百薬の長」という言葉だけを信じて飲み過ぎるのはおすすめできません。

「適量」の目安は?
厚生労働省では、純アルコール20g程度が一つの目安とされています。
日本酒なら約1合(180ml)
ビールなら中瓶1本(500ml)
ワインならグラス2杯程度(200ml)
缶チューハイ(7%)なら350ml缶1本程度
もちろん、体格や性別、体質によって適量は異なります。
日本酒は悪者ではない
日本酒そのものが悪いわけではありません。
どんなお酒でも、飲み過ぎれば健康への影響は大きくなります。
一方で、美味しい料理と一緒に適量を楽しみ、休肝日を設けながら付き合っていけば、お酒は人生を豊かにしてくれる存在でもあります。

まとめ
「酒は百薬の長」は、昔の時代背景から生まれた言葉であり、現代医学では「飲めば飲むほど健康になる」という意味ではありません。
大切なのは、お酒を楽しみながらも、自分に合った適量を知ることです。
私自身も以前より飲酒量を減らしたことで、睡眠の質や体調の変化を実感しています。
これからもお酒を楽しみながら、健康との上手な付き合い方についても発信していきたいと思います。
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