みなさんこんにちは♪
FOOD STYLE Japan Special Contents【特別企画】SAKE Bar 唎酒師 ~で提供されましたお酒たちをご紹介✨
第四弾は醉心山根本店の純米吟醸「醉心稲穂」です。
第三弾、「喜津拿 -きずな- 無濾過純米生」はこちらから⬇️
味わいの特徴
「醉心稲穂」は、まさに秋の豊穣を感じさせるような豊かな風味を持った純米吟醸酒です。
このお酒の第一印象は、口に含んだ瞬間に広がる上品な米の旨みと控えめな甘み。
吟醸酒ならではのフルーティな香りというよりは、栗のような麹の香りを持ち合わせ、純米酒らしいコクの深さも兼ね備えています。
特に、熟成されたお米の豊かな味わいが口いっぱいに広がり、後味はすっきりとしていてキレが良いのが特徴です。
香りと味わいのバランスが絶妙で、冷やして飲むと、シャープな酸味が引き立ち、料理との相性も抜群です。
秋の味覚であるきのこ料理や、脂の乗った秋刀魚とのペアリングが特におすすめです。
燗酒にしても美味しく、温度の変化によって感じる風味の移ろいも楽しめます。
醉心酒造について
醉心稲穂を醸すのは、広島県三原市に位置する「醉心山根本店」です。
創業は1860年(万延元年)という長い歴史を持つ酒蔵で、日本の伝統的な酒造りを大切にしつつも、現代の技術を取り入れた高品質な酒造りを続けています。
醉心という銘柄の由来は、山根家初代当主が、酒造りに「心を醉わせて」一心不乱に取り組んでいたことにちなんで名付けられました。
醉心酒造は、日本三大酒米の一つである「八反錦」や「山田錦」を中心に、広島の豊かな自然で育った米を使用し、その土地ならではの酒造りを行っています。
また、広島は軟水の名水地でもあり、その柔らかな水が醉心の酒にまろやかな口当たりを与えています。
醉心山根本店は、伝統と革新を融合させた酒造りで、多くの酒愛好家から高い評価を受けています。
おわりに
醉心純米吟醸「醉心稲穂」は、秋の豊かさと日本酒の伝統が融合した逸品です。
口当たりの柔らかさと、米の旨みが絶妙に調和したこのお酒は、季節の料理との相性も抜群。
冷やでも燗でも楽しめるので、シーンに応じた飲み方で、その豊かな風味を味わってみてください。
醉心山根本店が醸す、この「醉心稲穂」をぜひ一度お試しください。
その味わいが、秋の夜長をさらに豊かな時間へと導いてくれることでしょう。