昨年行われた国内最大級の観光企画「茨城デスティネーションキャンペーン(DC)」の地酒の企画について、財務省水戸財務事務所がまとめた経済調査レポートで、新規顧客やリピーター獲得が期待できる結果となった、と評価された。
酒蔵から好評で、今後の広がりに関し同事務所は「茨城県の実情に合わせた地酒観光の推進などが必要」と分析した。
Cは、全国のJRグループ6社が地元自治体などと観光振興に取り組むキャンペーン。茨城DCは、昨年10~12月実施。キャッチコピー「体験王国いばらき」を掲げ、各地で482の体験型観光が展開された。
地酒に関するイベントも行われた。その一つ、JR水戸線の水戸-結城間の車内で行われた地酒と食を味わう企画では、七つの酒蔵が参加。
一般からは20~60代の幅広い世代の計133人が楽しんだ。
そのうち約半数が、東京、神奈川、千葉など県外居住者だった。
同事務所の山田智浩調査官(30)は「地酒イベントへの関心の高さがうかがえる」と分析した。
(茨城新聞クロスアイ)
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