
「ワインって苦いし渋いんでしょ?」——ちょっと待って!
ワインを飲んでみたいけれど、「あれって渋いんだよね」とか「酸っぱいしアルコールきつそう…」という理由で避けていませんか?
その気持ち、すごくよく分かります。
実際に私も、初めて飲んだ赤ワインが渋くて「もういいや」と思ったことがありました。
でも、今では気づいたんです。
「ワインはぜんぶ渋くて苦いわけじゃない!」って。
今日はそんな「ワイン=渋い・苦い」というイメージをくつがえす、やさしいワインの話をします。
渋さの正体は「タンニン」っていう成分
ワインの渋みの原因は「タンニン」という成分。
これはぶどうの皮や種に含まれるもので、特に赤ワインに多く含まれています。
でも!
タンニンが少なくて、渋くない赤ワインもたくさんあるんです。
たとえば:
・ピノ・ノワール種のワイン(軽やかでフルーティー)

・ガメイ種のワイン(ボジョレー・ヌーヴォーにも使われていて飲みやすい)

赤でもこんなにまろやか。
白やロゼなら、もっと柔らかくてフルーティーな味わいのものが豊富です。
「苦い」って感じたのは、実はアルコール感かも?
「苦い」「飲みにくい」と感じる原因は、タンニンだけじゃなく、アルコールの刺激だったり、酸味の強さだったりします。
でも、それもワインの種類によってぜんぜん違うんです。
たとえば:
アスティ(イタリア) → 甘口で微発泡。まるで大人のぶどうジュース。

リースリング(ドイツ産の白ワイン) → ほんのり甘くて、香りも華やか。
「これ本当にワイン?」と驚くほど優しい味わいですよ。

自分に合った一本が、必ずある
ワインは「種類が多すぎて選べない」からこそ、あなたにぴったりの一本も必ずあるということ。
初めての人におすすめなのは、酒屋さんやスーパーで「甘口」や「ライトボディ」と書かれているもの。
最近は「初心者向け」などとラベルに書いてくれている商品も増えています。
おわりに:ワインの第一印象がすべてじゃない
もしあなたが「昔、飲んでみてダメだった…」という経験があるなら、それはたまたま“その1本”が合わなかっただけ。
恋人選びみたいなものです(笑)
渋くない、苦くない、むしろ「うわ、これおいしい!」というワインも、きっとあなたを待っています。
まずは一杯、肩の力を抜いて飲んでみませんか?