日本酒の「ガス感」とは?
日本酒のテイスティングでよく聞く「ガス感」という言葉。
これは、炭酸ガス(CO2)を含んだシュワっとした口当たりのことを指します。
発泡性のあるスパークリング日本酒をイメージする方もいるかもしれませんが、実は普通の日本酒にもガス感を感じることがあります。
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日本酒にガス感がある理由
日本酒にガス感がある理由はいくつかあります。
1. 発酵時に発生する自然な炭酸ガス
日本酒は酵母が糖をアルコールに変える発酵過程で炭酸ガスを発生します。
特に搾りたての生酒や新酒にはこのガスが残りやすく、微発泡のようなフレッシュな飲み口になることがあります。
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2. 火入れをしていない生酒
火入れを行わない生酒では、瓶内に酵母が残っていることが多く、発酵が進むことでわずかに炭酸ガスが発生することがあります。
これにより、飲んだ時にピリッとした感覚を感じることがあります。
3. 瓶内二次発酵
スパークリング日本酒のように、瓶内で二次発酵を行い、意図的に炭酸ガスを発生させる製法もあります。
シャンパンのような華やかな泡が楽しめるのが特徴です。
ガス感のある日本酒の楽しみ方
1. 開栓時に注意!
ガス感のある日本酒は、開栓時に泡が吹きこぼれることがあります。
振らずにゆっくり開けるのがポイントです。
2. 冷やして飲むと爽快感アップ
ガス感のある日本酒は、冷やすことでさらにフレッシュさが際立ちます。
特に夏場にはキリッと冷やして飲むのがおすすめです。
3. ワイングラスで香りを楽しむ
炭酸ガスが口の中で弾けることで、香りがより引き立ちます。
ワイングラスで飲むと、フルーティーな香りを一層楽しむことができます。
もちろん、スパークリングワイン用のグラス、フルートグラスも素敵です♪
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まとめ
日本酒の「ガス感」は、フレッシュさや爽快感を楽しむポイントのひとつ。
生酒や新酒、スパークリング日本酒など、種類によって異なる炭酸のニュアンスを感じ取ることで、日本酒の奥深さをより楽しめます。
ただ、スパークリングや活性など書いてある場合は、炭酸がしっかりと感じられますが、新酒や生酒は、残念ながら書いてないことも多く・・
ですので、試したい方は、お店のスタッフさんに聞いてみましょうね✨
初心者の方も、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?